非効率的 CPU 使用期間の検索

関連項目

「タイムライン」タブの「標本」バーを使用して、1 つまたは全 CPU が必ずしもユーザーモードで稼働していない時間を調べることができます。 標本は、個々のマイクロステートで費やされた時間の長さの色分け表現です。 カラーコードは、右区画の「イベント」タブに表示されます。 デフォルトの場合、ユーザー CPU 時間の色は緑です。 標本内のデータにはすべての LWP が含まれるので、CPU を超える数の LWP を作成するアプリケーションの場合、100% の CPU 効率でアプリケーションが稼動していたときに緑色で表示されるのは、標本領域の一部だけです。

  1. ユーザー CPU 時間が 100% よりはるかに低い値を示す標本を標本バーでスキャンします。
  2. この標本を選択し、その詳細を「イベント」タブで確認します。

    詳細情報として、各マイクロステートで使用した時間量が示されます。 この情報に基づき、さらに調査を行うかどうかを決定します。

  3. この標本だけに関する情報を表示するようにデータをフィルタリングします。

    「表示」and choose「データをフィルタ」を選択し、実験と標本番号を選択します。

目的の領域が見つかったので、次は、以下のいずれかの方法によって問題の関数を特定します。

問題の原因であるかもしれない関数を特定したので、次は、注釈付きソースコードまたは注釈付き逆アセンブリコードを調べ、高メトリック値の原因であるソース行や命令を検索します。 詳しい手順については、 プログラムの問題の調査 を参照してください。

関連項目
「タイムライン」タブ
「イベント」タブ
「凡例」タブ

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