「関数」タブ

「関数」タブには、関数とそのメトリックのリストが表示されます。 メトリックサイズがゼロ以外の関数だけが表示されます。 「関数」タブには、包括的メトリックと排他的メトリックを表示できます。

関数リストは、1 つの列のデータによってソートされます。 この結果、メトリック値が高い関数を簡単に判別できます。 ソート単位の列ヘッダのテキストは太字で表示され、列ヘッダーの左下に三角が表示されます。 ソートメトリック列を選択するには、その列ヘッダをクリックします。 「呼び出し元-呼び出し先」タブに表示されているソートメトリックが属性メトリックでないかぎり、「関数」タブでソートメトリックを変更すると「呼び出し元-呼び出し先」タブのソートメトリックが変更されます。

特定のロードオブジェクトの関数を非表示にするには、「表示」 and choose 「関数の表示/非表示」を選択します。 この結果、関数リストには関数ではなくロードオブジェクトが表示されます。

「Java」モードでは、関数リストには、インタプリタされた Java[tm] メソッド、およびコールされたすべてのネイティブメソッドに対するメトリックが表示されます。 このモードでは、疑似関数 <no Java callstack recorded> は、たとえ Java プログラムを実行していても、Java 仮想マシン (JVM) が Java 呼び出しスタックを報告しなかったことを示します。 「上級 Java」モードでは、HotSpot 仮想マシンで動的にコンパイルされたメソッドも一覧表示されます。 「マシン」モードでは、関数が同じ名前を持っている場合でも、複数の HotSpot コンパイルを完全に独立した関数として示します。 このモードでは、Java 仮想マシンのすべての関数がこのように表示されます。 Java モードを変更するには、「表示」>「データ表示方法の設定」>「書式」を選択し、目的の Java モードのラジオボタンを選択します。

最初に表示されるメトリックは、収集されたデータとデフォルト設定に基づいています。 下の表は、デフォルト設定を示しています。

データ型 デフォルトメトリック
時間ベースのプロファイル 包括ユーザー CPU 時間と排他ユーザー CPU 時間
ハードウェアカウンタオーバーフロープロファイル 包括時間と排他時間 (サイクル単位でカウントするカウンタの場合) またはイベントカウント (その他のカウンタの場合)
同期遅延の監視 包括同期待ちカウントと包括同期遅延時間
ヒープの監視 包括リーク数とリークした包括バイト数
MPI の監視 包括 MPI 時間、包括 MPI 送信バイト数、包括 MPI 送信数、包括 MPI 受信バイト数、包括 MPI 受信数、および包括 MPI その他
tip メトリック列の順序を変更するには、列ヘッダを目的の位置までドラッグします。
tip 特定の関数を検索するには、ツールバーにある「検索」ツールを使用します。
tip 表示されたメトリックとソートメトリックを選択するには、「表示」and choose「データ表示方法の設定」を選択します。
関連項目
データ表示設定の変更
データのフィルタリング
関数の表示と非表示
排他的メトリック、包括的メトリック、属性メトリック
パフォーマンスデータとその解釈
プログラム構造

著作権と商標について