マップファイルの生成と使用

読み込んだ実験のデータを使用することにより、パフォーマンスアナライザはマップファイルを生成できます。 マップファイルを静的リンカー (ld) とともに使用すると、実行可能ファイルを作成する際に、作業セットのサイズを小さくしたり、命令キャッシュの動作効率を向上させたりできます。

マップファイルを作成するには、-g を使用してプログラムをコンパイルし、解決しようとしている問題に関するパフォーマンスデータを収集する必要があります。

マップファイルを作成するには、以下を行います。

  1. ソートメトリックを選択します。

    マップファイルを使用しているプログラムにリンクし直す場合、関数が読み込まれる順序はマップファイルに記録されているソート順で決まります。

  2. 以下のいずれかを行って、「マップファイル作成」ダイアログボックスを開きます。

    「マップファイル作成」ダイアログにおいて、マップファイルの名前を入力し、マップファイルの適用対象であるロードオブジェクトを選択します。 通常、ロードオブジェクトは、実行可能プログラムです。

マップファイルを使用してプログラムの順序を変更するには、以下を行います。

  1. -xF オプションを使用してプログラムを再コンパイルします。

    このオプションを使用した場合、コンパイラが生成した関数を個別に移動できます。

  2. -M マップファイル名 オプションを使用してオブジェクトファイルをリンクします。

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