ハードウェアカウンタメトリック

関連項目

ハードウェアカウンタのオーバーフロープロファイルデータは、オーバーフロー値を合計してカウントメトリックに変換されます。 周期的にカウントするカウンタでは、カウントメトリックがプログラムが実行されていたマシン上の CPU 全体の平均クロック周波数を使用した時間に変換されます。

どのようなカウンタを利用できるかは、CPU マイクロプロセッサとオペレーティング環境に依存します。 カウンタの名前は、cputrack が使用する名前です。 もう少し一般的なカウンタの中には、別名を持つものがあります。 カウンタのリストを別名を含めて表示するには、端末ウィンドウで collect と入力します。

Java[tm] プログラミング言語で作成されたアプリケーションに対する時計およびハードウェアカウンタプロファイル機能は、Java と マシンの呼び出しスタックが収集されることを除けば、C や C++、Fortran プログラムに対するのとまったく同じ働きをします。 時間とハードウェアカウンタのプロファイルの場合、データ収集プロセスは Java 仮想マシンへさまざまな呼び出しを作成して、シグナルハンドラでのイベントのプロファイル化に対処することに注意してください。 これらのルーチンのオーバーヘッドとディスクへの実験の書き込みによって、Java プログラムの実行時間は長くなります。 ただし、多くの場合、この時間は 10% 未満と予想されます。デフォルトのガーベッジコレクタは JVMPI をサポートしますが、サポートを行わないガーベッジコレクタもあります。 そのようなガーベッジコレクタを指定するデータ収集の実行は、致命的エラーを起こします。

ハードウェアカウンタメトリックを解釈するには、ハードウェアの仕組みをある程度理解する必要があります。 ハードウェアについては、使用しているシステムのハードウェアマニュアルを参照してください。

関連項目
時間メトリック
スレッド同期遅延メトリック
メモリー割り当てメトリック
MPI トレースメトリック
排他的メトリック、包括的メトリック、属性メトリック
データ表示設定の変更

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