マニュアルページ sunstudio.1




NAME

     sunstudio - Sun Studio 9 統合開発環境


形式

     sunstudio [-A process-id[:program-name ] ]
               [-C core[:program-name ] ]
               [-D program-name [ core | process-id] ]
               [-E program-name [arguments ] ]
               [--userdir path]
               [--jdkhome path]
               [--fontsize size]
               [--open path]
               [--locale language[:country[:variant]]]
               [-Jjvm-options]
               [--nosplash]
               [--ui ui-class]
               [--ui-classpath path]
               [-V|--version]
               [-?|--help]



使用条件

     Sun Studio 9 IDE は次のプラットフォームで使用できます。

     o Solaris[tm] オペレーティングシステム:

          SPARC[tm] プラットフォーム版、バージョン 8、9、10

          x86 プラットフォーム版、バージョン 8、9、10

     o Linux オペレーティングシステム:

          Sun [tm] Java Desktop System 1.0

          SuSE Linux Enterprise Server 8

          RedHat Enterprise Linux 3



機能説明

     Sun Studio 9 IDE は、C や C++、Fortran、Java アプリケー ショ
     ンを編集、コンパイル、デバッグ、チューニングするための統合開
     発環境です。



オプション

     -A process-id[:program-name ]
          process-id を使用して program-name をデバッグするデバッ
          グセッションをただちに開始します。program-name が省略さ
          れた場合は、/proc を使ってプログラムを探します。

     -C core[:program-name ]
          コアファイル core 使 program-name デバッグす る
          デバッグセッションをただちに開始します。program-name が
          省略された場合は、コアファイルからのプログラム抽出を 試
          みます。

     -D program-name [ core | process-id ]
          program-name をデバッグするデバッグセッションをただちに
          開始します。core が指定された場合は、そのコアファイル使
          用してデバッグセッションを開始します。process-id が指定
          さ れた場合は、そのプロセス ID を使用して、program-name
          をデバッグするデバッグセッションを開始します。空白を 含
          む引数は引用符で囲む必要があります。


     --userdir path
          IDE が設定値を格納するディレクトリへのパスを明示的に 指
          定 します。このオプションが省略された場合、ユーザーディ
          レ  ク  ト  リ  の  場  所  は    $HOME/.sunstudio/9.0-
          <operating_system>-<processor_type>. になります。

     --jdkhome path
          J2SE SDK へのパスを明示的に指定します。このオプションが
          省 略された場合は、JDK_HOME 環境変数または JAVA_PATH 環
          境変数を探して、J2SE SDK へのパスを決定します。どちらの
          環 境変数も設定されていない場合は、PATH にJ2SE SDK が含
          まれていないか調べます。PATH にも J2SE SDK がない 場 合
          は、いくつかの標準の場所で J2SE SDK を探します。

     --fontsize size
          ポイント数で、IDE のユーザーインタフェースのフォント サ
          イ ズを指定します。このオプションが省略された場合、フォ
          ントサイズは 11 ポイントになります。

     --open path
          起動時に IDE で指定されたファイルを開きます。

     --locale language[:country[:variant]]
          指定されたロケール情報を使用します。

     -Jjvm-options
          起動時に、Java[tm] 仮想マシンソフトウェアに指定さ れ た
          JVM  オプションを渡します。java(1) のマニュアルページの
          JVM オプション一覧を参照してください。

     --nosplash
          起動時に開始画面を表示しません。

     -V

     --version
          バージョン情報を表示します。

     -?

     --help
          コマンド行オプションを一覧表示します。

     以下は、IDE のルック & フィールのカスタマイズ関係のオプ ショ
     ンです。

     --ui ui-class
          IDE のルック & フィールとして、指定された UI クラスを使
          用します。

     --ui-classpath path
          IDE のクラスパスに、指定されたパスを付加します。