ここでは、パフォーマンスアナライザの主な機能と、5 種類のプログラミング例を使用したパフォーマンス解析を紹介します。 チュートリアルを実行するには、まずパフォーマンスデータを収集する必要があります。 これらの作業がまだ済んでいない場合には、synprog サンプルのデータ収集を参照して実行してください。 次に、以下の例題のいずれかを選択します。
- 単純なメトリック解析では、関数リスト、注釈付きソースコードリスト、および注釈付き逆アセンブリコードリストを使用し、2 つのルーチンをもとに型変換の影響を調べる単純なパフォーマンス解析を行います。
- メトリックの特定と gprof の誤った推論では、「呼び出し元-呼び出し先」タブを使用し、低レベルルーチンで使用される時間がその呼び出し元に起因していることを確認します。 gprof はプログラムの CPU 時間の大半を消費している関数を正しく特定する標準 UNIX パフォーマンスツールですが、ここでは時間の大半を使用している呼び出し元が誤って報告されます。
- 再帰の効果では、直接再帰関数呼び出しと間接再帰関数呼び出しの再帰シーケンスにおいて、時間と呼び出し元がどのように対応しているかを示します。
- 動的にリンクされた共用オブジェクトでは、ロードオブジェクトの取り扱いを紹介し、別々の時間、別々の場所に読み込まれた場合でも関数を正しく識別する方法を示します。
- 派生プロセスでは、「タイムライン」タブとフィルタリングを使用し、派生プロセスを作成するプログラムの実験を解析します。
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