キーボードショートカットとニーモニック

アナライザではマウス操作と同じ作業をキーボードでも行えるので、マウスを使用できない人やマウスを使用したくない人もアナライザの機能を利用することができます。 ここでは、マウスによって行う操作をキーボードで行う方法について説明します。 メニューやタブについての特記事項も説明します。 次の項目に分けられています。

一般操作アクション

キーボードの操作とウィンドウコンポーネントの起動については、Java[tm] Look & Feel ガイドラインが採用されています。 操作と起動に使用するキーを下の表に示します。

キー アクション
タブ 次のコンポーネントにフォーカスを移します。 コンポーネントのトラバース順序は、通常、左から右、上から下です。
Shift-Tab 前のコンポーネントにフォーカスを移します。
Ctrl-Tab テキストボックスなど、タブを受け付ける領域にフォーカスがある場合に、次のコンポーネントにフォーカスを移します。
Ctrl-Shift-Tab テキストボックスなど、タブを受け付ける領域にフォーカスがある場合に、前のコンポーネントにフォーカスを移します。
上向き矢印 リストを上に移動します。 フォーカスがある項目が選択されます。分割バーを左または上に移動します。
下向き矢印 リストを下に移動します。 フォーカスがある項目が選択されます。分割バーを右または下に移動します。
左向き矢印 左に 1 コンポーネントだけ移動します。たとえば、タブ付き区画の中の前のタブに移動します。 分割バーを左または上に移動します。ツリー内のノードを閉じます。
右向き矢印 右に 1 コンポーネントだけ移動します。たとえば、タブ付き区画の中の次のタブに移動します。 分割バーを右または下に移動します。ツリー内のノードを開きます。
Ctrl+上矢印 フォーカスがあるセルを選択しないで、テーブル内で上に 1 行だけ移動します。
Ctrl+下矢印 フォーカスがある項目を選択しないで、テーブル内で下に 1 行だけ移動します。
Home データの先頭に移動します。 テーブル内の場合、行の中の最初のセルに移動します。
End データの末尾に移動します。 テーブル内の場合、行の中の最後のセルに移動します。
Page Up 上に 1 ページスクロールします。
Page Down 下に 1 ページスクロールします。
Return デフォルトアクションを実行します。 ダイアログでは、通常、「了解」ボタンをクリックすることと同様です。
Escape アクションを実行しないまま、ダイアログを消したりメニューを閉じたりします。
Spacebar フォーカスがある項目を起動します。たとえば、チェックボックスを選択したり選択解除したりします。
Shift-スペースバー リストの選択項目を 1 コンポーネント分増やします。
Ctrl+ スペースバー 他の項目の選択状態を変更しないまま、現在のリスト項目の選択状態をトグルします。

メニュー

下の表は、メニューを開くためのキーストロークを示しています。

キー アクション
Alt+F 「ファイル」メニューを開きます。
Alt+V 「表示」メニューを開きます。
Alt+T 「タイムライン」メニューを開きます。
Alt+H 「ヘルプ」メニューを開きます。

「ファイル」メニュー

下の表は、「ファイル」メニューから項目を選択するためのキーストロークを示しています。

キー コマンド アクション
O 実験を開く 全データの表示をクリアし、実験を読み込みます。
A 実験ファイルの追加 読み込んだ実験セットに実験を追加します。
D 実験ファイルの解除 読み込んだ実験セットから実験を削除します。
M マップファイル作成 マップファイルを作成します。
P 「印刷」 フォーカスがあるタブのデータを印刷します。
N 新規ウィンドウ作成 第 2 のアナライザウィンドウを作成します。
C 閉じる 現在のアナライザウィンドウを閉じます。
X 終了 すべてのアナライザウィンドウを閉じて終了します。

「実験を開く」、「実験ファイルの追加」、「マップファイル作成」のダイアログは、標準のショートカットを使用して項目を選択する「ファイルチューザ」ダイアログです (一般操作アクション参照)。 下の表は、この 3 種類のダイアログで利用できるアクションのニーモニックを示しています。

キー アクション
Alt-I 検索対象のフォルダ (ディレクトリ) を選択します。
Alt-N ファイル名を入力します。
Alt+T リストボックスに表示するファイルのタイプを選択します。
Alt+O 選択したファイルを開きます。
Alt-C ファイルを開かないままダイアログを消します。

「表示」メニュー

下の表は、「表示」メニューから項目を選択するためのキーストロークを示しています。 各キーストロークは、特定のアクションを実行できるダイアログを開きます。

キー コマンド アクション
P データ表示方法の設定 可視メトリック、メトリックソート順序、コンパイラコメントクラス、強調表示しきい値を選択します。
F データをフィルタ データ表示の対象とする実験、標本、スレッド、LWP を選択します。
S 関数の表示/非表示 表示または非表示する関数を持つロードオブジェクトを選択します。

「データをフィルタ」ダイアログでは、ダイアログの左半分の次に右半分、その次に下部のアクションボタンへと、Tab キーを使用してトラバースします。

「タイムライン」メニュー

下の表は、「タイムライン」メニューから項目を選択するためのキーストロークを示しています。

キー コマンド アクション
B 1 イベント戻る 現在のバーにおける前のイベントを選択します。
F 1 イベント進む 現在のバーにおける次のイベントを選択します。
U バーを一つ上に 現在選択されているイベントに時間的に最も近い上のバーにおけるイベントを選択します。
D バーを一つ下に 現在選択されているイベントに時間的に最も近い下のバーにおけるイベントを選択します。
R 表示をリセット 時間範囲全体のデータを表示します。
I 拡大 2x 現在可視状態にある時間範囲の半分のデータを表示します。
O 縮小 2x 現在可視状態にある時間範囲の 2 倍のデータを表示します。
C カラーチューザを表示 「カラーチューザ」ダイアログを開き、関数のカラーコードを選択します。
P オプション 「オプション」ダイアログを開き、表示するデータ型と呼び出しスタックレベルの数を選択します。

「ヘルプ」メニュー

下の表は、「ヘルプ」メニューから項目を選択するためのキーストロークを示しています。

キー コマンド アクション
P パフォーマンス解析ツール 概要トピックが表示された状態でヘルプセットビューアを開きます。
N 新機能 このリリースのパフォーマンスアナライザに新たに追加された機能について説明するトピックを表示します。
Q クィックリファレンス クィックリファレンスガイドを表示します。
K キーボードショートカット このトピックを表示します。
S ヘルプのショートカット ヘルプブラウザの操作方法について説明するトピックを表示します。
R 問題の対処法 発生する可能性がある問題について概説するトピックを表示します。
T チュートリアル チュートリアル概要トピックを表示します。

「関数」タブ

「関数」タブの関数を選択する場合は、矢印キーを使用して関数まで移動し、スペースバーを使用して関数を選択します。 矢印キーを使用せずに関数リストから関数を選択するには、検索ツール (Alt-D) を使用してからスペースバーで関数を選択します。

「呼び出し元-呼び出し先」タブ

呼び出し元リストや呼び出し先リストから関数を選択する処理は、キーボードから直接行えません。 したがって、まず「検索」ツール (Alt-D) を使用して関数を検索します。次に Tab を使用して「呼び出し元-呼び出し先」コンテンツ区画に戻り、Ctrl-Tab を使用して目的の区画にフォーカスを移します。 見つけ出した関数に、フォーカスがあります。 スペースバーを使用して、この関数を選択します。

「実験」タブ

次の表は、「実験」タブ内のコンポーネントにのみ有効なキーボード操作を説明しています。 このタブでも、一部の一般的なナビゲーション操作は利用できます。

キー アクション
タブ タブから内容の区画にフォーカスを移動します。内容の区画内の次の区画にフォーカスを移動します。次の領域にフォーカスを移動して、その領域のテキスト全体を選択状態にします。
Ctrl-Tab 次のコンポーネントにフォーカスを移します。
Ctrl-Shift-Tab 前のコンポーネントにフォーカスを移します。
上向き矢印 ツリーを上に移動します。テキスト領域内を移動します。
下向き矢印 ツリーを下に移動します。テキスト領域内を移動します。
左向き矢印 ツリー内の現在のノードを閉じます。テキスト領域内を移動します。
右向き矢印 ツリー内の現在のノードを開きます。テキスト領域内を移動します。
F2 テキスト領域を編集します。 注: テキスト領域を変更することはできませんが、編集ではテキストの操作と選択を行えます。
Escape 編集モードを終了します。

「タイムライン」タブ

矢印キーは、個々のイベントや隣接するバーの間の移動に使用します。 ただし、ズームキーをまず使用して矢印キーを起動する必要があります。 「タイムライン」タブで最初の入力を行ったら、Tab を押してコンテンツ区画を入力し、ニューメリックロックが起動されていない場合は Num Lock を押し、Ctrl-Plus を押します (フルディスプレイに戻るには、Ctrl-Minus を押します)。 これで、矢印キーは起動されたはずです。 Plus キーと Minus キーは、数字キーパッド上のキーです。

「リーク一覧」タブ

左または右の矢印キーを使用して、それぞれ前または次のリークや割り当てに戻ったり進んだりできます。
関連項目
クィックリファレンスガイド
ナビゲーション問題

著作権と商標について