「タイムライン」タブの「標本」バーを使用して、1 つまたは全 CPU が必ずしもユーザーモードで稼働していない時間を調べることができます。 標本は、個々のマイクロステートで費やされた時間の長さの色分け表現です。 カラーコードは、右区画の「イベント」タブに表示されます。 デフォルトの場合、ユーザー CPU 時間の色は緑です。 標本内のデータにはすべての LWP が含まれるので、CPU を超える数の LWP を作成するアプリケーションの場合、100% の CPU 効率でアプリケーションが稼動していたときに緑色で表示されるのは、標本領域の一部だけです。
詳細情報として、各マイクロステートで使用した時間量が示されます。 この情報に基づき、さらに調査を行うかどうかを決定します。
「表示」「データをフィルタ」を選択し、実験と標本番号を選択します。
目的の領域が見つかったので、次は、以下のいずれかの方法によって問題の関数を特定します。
1 つのイベントを選択した後に矢印キーを使って他のイベントに移動し、「イベント」タブに表示される詳細情報を調べることができます。 このとき、個々のイベントの識別にズームイン操作が必要になることがあります。
イベントマーカのカラー長方形の 1 つをクリックし、該当する関数を呼び出しスタックから選択します。 リーフ関数は、一番上に位置しています。
以下のどちらかの操作を行い、可視メトリックを選択します。
重大なメトリックのいずれか 1 つの列見出しをクリックしてソートメトリックを選択します。
問題の原因であるかもしれない関数を特定したので、次は、注釈付きソースコードまたは注釈付き逆アセンブリコードを調べ、高メトリック値の原因であるソース行や命令を検索します。 詳しい手順については、 プログラムの問題の調査 を参照してください。
関連項目 | |
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