「関数」タブには、パフォーマンスデータが記録されたすべての関数が、パフォーマンスデータから得られたメトリックと共に示されます。 このパフォーマンスデータは、各関数のメトリックを取得するために収集されるものです。 この場合、「関数」という用語は Java メソッドと C++ メソッドの両方を意味します。
デフォルトのディスプレイの場合、メトリックの最初の列には排他的ユーザー CPU 時間が示されます。 これは、関数内で使用される時間です。 メトリックの 2 つ目の列には、包括的ユーザー CPU 時間が示されます。 これは、関数内で使用される時間と、その関数が呼び出す関数で使用される時間の合計です。 このリストは、最初の列のデータにもとづいてソートされます。
すべての実験データが読み込みを完了すると、「関数」タブが選択され、もっともリソース使用率の高いルーチンが表示される (ユーザー CPU 時間で分類される) とともに、さまざまなテストが数秒間表示されます。 関数リストの先頭は、擬似関数 <合計>
です。 この関数はプログラム全体を表します。 このモードでは、疑似関数 <Java 呼び出しスタックが記録されていません>
は、たとえ Java プログラムを実行していても、Java 仮想マシンが Java 呼び出しスタックを報告しなかったことを示します。
「包括的ユーザー CPU 時間」の列ヘッダーをクリックし、先頭の関数 jsynprog.main
を選択してください。 すべてのクロックプロファイリングメトリックと、選択されているオブジェクト属性の概要が、右側のパネルに示されます。 「表示」、「データ表示方法の設定」、「メトリック」ダイアログの順に選択すれば、メイン画面にメトリックとメトリック表現をさらに追加できます。->Metrics dialog.