mttest サンプルのデータ収集

このサンプルでは、2 つの実験を生成します。 1 つは 4 個の CPU を使用して実行し、もう 1 つは 1 個の CPU を使用して実行します。 タイミングデータのほか、同期待ちの監視データも収集します。

mttest のデータを収集するには、次のコマンドを端末ウィンドウに入力します。

% cd work-directory/mttest
% collect -s on -o mttest.1.er mttest
% collect -s on -o mttest.2.er mttest -u
 

work-directory は、サンプルプログラム用に作成したディレクトリのフルパスです。 collect コマンドは、mttest.1.ermttest.2.er という名前の 2 つの実験を mttest サブディレクトリに作成します。 これらの名前の実験を誤ってすでに記録してしまった場合には、er_rm コマンドで削除することができます。

データの収集を終了したら、最初の実験 mttest.1.er をパフォーマンスアナライザで開きます。 次に、以下のコマンドを端末ウィンドウに入力することによって、第 2 のパフォーマンスアナライザで第 2 の実験を開きます。

% analyzer mttest.2.er & 
 

両方のアナライザウィンドウが見えるように、ウィンドウの位置を調整します。

collect コマンドについては、collect(1) のマニュアルページを参照してください。 collect コマンドの使用方法が分かっている場合には、上記のコマンドの代わりに make collect を使用することもできます。



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