Sun Studio リリースのパフォーマンスアナライザには、新しい機能として以下が追加されています。
Sun Studio 9 のパフォーマンスアナライザは、Solaris に加え、Linux でも利用できるようになりました。 サポートされる Linux オペレーティングシステムは以下のとおりです。
利用可能なユーティリティは、どちらのオペレーティングシステムでも同じです。 Linux での collect コマンドの使用には制限があり、 時間ベースのプロファイリングとヒープトレースのみが利用可能です。 詳細は、collect(1) のマニュアルページを参照してください。 マルチスレッドアプリケーションのプロファイリングは Linux でも利用可能ですが、 現在、RedHat Lunux では、プロファイリングデータの矛盾が見られます。
fork や exec コマンドなどを使用して作成されたプロセスの記録だけでなく、すべての派生プロセスを記録できるようになりました。-F all オプションを指定して collect コマンドを実行することでこの機能を利用できます。
表示する派生プロセスのデータは、コマンド行ユーティリティ er_print やアナライザの GUI を使用することで、明示的に選択できます。
詳細は、collect(1) のマニュアルページを参照してください。
collect コマンドに collect -O file というオプションが追加されました。 collect コマンドのすべての出力を指定したファイルにリダイレクトできます。 発生ターゲットからの出力はリダイレクトしません。
アナライザ API 用の共有ライブラリが、自由に配布できるように別々のパッケージに分割されました。