コレクタによって記録される大域データとしては、タイムスタンプのほか、マクロアカウンティングステートで消費される時間などのさまざまな実行統計が含まれます。 各大域データポイントのことを、標本ポイントと呼びます。 タイムスタンプは、プログラムの実行時間を標本と呼ばれる部分に分割するときに使用します。 標本は「タイムライン」画面にグラフィック表示され、連続する標本ポイント間の 時間差分 (経過時間と時間メトリックに対応する時間との両方) が「イベント」タブに一覧表示されます。
大域データの記録は、定期的に行うことも、手動で行うことも、コレクタ API 関数の呼び出しによって行うことも、またプログラムが dbx 内で停止したときに行うこともできます。 また、収集の開始時と終了時、および派生プロセスの作成時にも、大域データの記録が行われます。
プログラムの時間セグメントを標本によって定義すれば、パフォーマンスアナライザで表示されるデータを選別できます。
関連項目 | |
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「タイムライン」タブ 「イベント」タブ データのフィルタリング 非効率的 CPU 使用期間の検索 |