このサンプルでは、2 つの実験を生成します。 1 つは 4 個の CPU を使用して実行し、もう 1 つは 2 個の CPU を使用して実行します。
omptest のデータを収集するには、C シェルを使用している場合であれば端末ウィンドウに次のコマンドを入力します。
% cd ‾/work-directory/omptest % setenv PARALLEL 4 % collect -o omptest.1.er omptest % setenv PARALLEL 2 % collect -o omptest.2.er omptest % unsetenv PARALLEL
Bourne シェルや Korn シェルを使用している場合には、次のコマンドを端末ウィンドウに入力します。
$ cd ‾/work-directory/omptest $ PARALLEL=4; export PARALLEL $ collect -o omptest.1.er omptest $ PARALLEL=2; export PARALLEL $ collect -o omptest.2.er omptest $ unset PARALLEL
work-directory は、サンプルプログラム用に作成したディレクトリのフルパスです。 collect コマンドは、omptest.1.er と omptest.2.er という名前の 2 つの実験を omptest サブディレクトリに作成します。 これらの名前の実験を誤ってすでに記録してしまった場合には、er_rm コマンドで削除することができます。
データの収集を終了したら、最初の実験 omptest.1.er をパフォーマンスアナライザで開きます。
collect コマンドについては、collect(1) のマニュアルページを参照してください。 collect コマンドの使用方法が分かっている場合には、上記のコマンドの代わりに make collect を使用することもできます。