チュートリアルの設定

チュートリアルのサンプルプログラムは、自分の作業スペースで実行してください。 ここではサンプルプログラムの実行準備作業について説明し、サンプルプログラムを実行するためのシステム条件を紹介します。

サンプルプログラムは、コンピュータ上でほかのプログラムが稼動していないときに実行してください。 ほかのプログラムが稼動している場合には、サンプルプログラムによって CPU の待ち時間が増大します。 この時間値はパフォーマンスメトリックに表示されるので、混乱を招く恐れがあります。

チュートリアルを設定する手順は、次のとおりです。

  1. PATH 環境変数に Sun[tm] ONE Studio ソフトウェアディレクトリ /opt/SUNWspro/bin が含まれていることを確認します。

    ソフトウェアが /opt/SUNWspro にインストールされていない場合は、ソフトウェアの正しいパスをシステム管理者にお問い合わせください。その後、このチュートリアルに記述されている /opt/SUNWspro をそのパスで置き換えてください。

  2. サンプルプログラムとデータを入れる作業ディレクトリを作成します。

    このディレクトリは、パフォーマンスデータを収集するにあたってプログラムのパフォーマンスの歪みを最小限に抑えるため、サンプルプログラムの実行場所とするマシン上に作成してください。

  3. 1 つまたは複数のサンプルサブディレクトリにあるファイルを作業ディレクトリにコピーします。

    サンプルは、/opt/SUNWspro/examples/analyzer に置かれます。 そしてサンプルごとに専用のサブディレクトリに入っています。 サンプルサブディレクトリは、synprogmttestomptestcachetest です。

  4. 作業ディレクトリ内の各サンプルサブディレクトリに順に移動し、make と入力してサンプルプログラムのコンパイルとリンクを行います。

システム条件

サンプルの中には、特定のハードウェア条件を持つものがあります。


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